ブックメーカーで遊んでみたいけれど、とにかく専門用語が多くて困ってしまった・・・。
初心者の方こそ、そんな経験は多いですよね。
ブックメーカーではスポーツベットをはじめ、色々な遊び方ができ、人気が出てきていますが、横文字の専門用語も多く、初心者には少し敷居が高く感じられることもあります。
ブックメーカーユーザーが増えてきた今だからこそ、専門用語を覚えてブックメーカーを心の底から楽しめるようになっておきたいものです。
今回は、一見分かりづらいけれど、一度覚えたらブックメーカーの楽しさが何倍にも広がる、そんな専門用語をまとめてチェックしていきます。
ブックメーカーの専門用語
ブックメーカーは、日本でも人気が高まってきており、現在ではそれぞれ特徴をもったブックメーカーの業者がいくつも存在しています。
そんなブックメーカーはイギリス発祥ということもあり、どうしても横文字の専門用語が多いのが現状です。
これからもっと日本人ユーザーにとって遊びやすい環境が整っていくとも言われています。あまり聞いたことのない言葉も一度覚えてしまえば、今からすぐにでもブックメーカーを堪能できること間違いなしです!
【ブックメーカーおすすめナビ】ではおすすめのブックメーカーをランキング形式で紹介しています。
下記にリストアップした、使用頻度の高い専門用語をチェックしましょう!
アービトラージ
ブックメーカーを楽しむ上で確実に知っておきたい用語が、アービトラージです。
英語では”arbitrage”となりますが、これを端的に訳すと「裁定取引」となります。証券用語としても使われるこの言葉はブックメーカーにおいて、オッズ差を利用した複数ベットで確実に利益を得る手法を指します。
オッズというのはブックメーカーごとに違うものであり、チームA対チームBという試合に、ブックメーカーCでAに、ブックメーカーDでBという風な賭け方をすることで、AとBどちらが勝っても利益が出ることがあります。
必勝法とも言われるアービトラージを禁止しているブックメーカーも多く、アカウント凍結の可能性もあるので要注意です。また、必ずしもアービトラージが成立するオッズ差になるとも限りません。
アキュムレーター
英語では”accumulator”を指すアキュムレーターは、複数ベットを一つのベットとして利用する賭け方のことです。
複数の試合に賭けて一つでも外れたら負けとなりますが、その代わり一つではオッズが低いものを掛け合わせて、高い配当を得ることも可能です。単一ではオッズが低いものの自信のある試合が複数ある場合や、同時に行われる複数の試合に対して利用されることの多い手法です。
単一ベットでは得られない配当を得られる可能性はありますが、一度でも負けたら配当はゼロになるという前提を忘れないようにしてください。
アジアンハンディキャップ
アジアンハンディキャップは主にサッカーの試合に用いられる賭け方で、インドネシアの賭博に端を発するため、こう呼ばれています。
アジアンハンディキャップにおいて引き分けという選択肢はなく、各チームについたハンデも活用しながら、どちらかのチームが勝つかを予想します。例えばホーム+0.5というハンデがあり、ホームチームに賭けて実際の結果が0-0の場合、アジアンハンディキャップ上では0.5-0となるため、勝利です。
例えばホーム+1のハンデに賭けて結果が0-1で負けていても、ハンデを含めて1-1となるので引き分けです。こうして引き分けになった場合には全額返金となるのが、アジアンハンディキャップの特徴です。
アカウント
英語の”account”には「口座」という意味もあり、ブックメーカーでアカウント・バランス(account balance)という用語が出てきた場合、口座残高を意味します。
アカウンタント
英語の”accountant”は一般的に会計士を指しますが、競馬における胴元がターフ・アカウンタント(turf accountant)と呼ばれていた経緯もあり、アカウンタント単体で胴元、つまりブックメーカーのことを指す場合があります。
ベッター
ベッターは英語で”bettor”、ベットをする人のことを指します。イギリス英語では”punter”(パンター)という呼び方もありますが、同じく賭けをする人を意味します。
ブッキー
ブッキーは英語で”bookie”という単語であり、ブックメーカー(bookmaker)の略語です。オッズを設定し、スポーツベットなどのギャンブルを運営する人のことで、日本語では胴元とも呼ばれます。
キャッシュアウト
キャッシュアウトは、ブックメーカーを賢く楽しむためには必須と言える機能であり、利益確定と損切りのために活用できます。
試合の結果が確定する前に賭け金を回収する機能のことで、すでに賭けた後でも自分の好きなタイミングで賭け金を取り戻すことができます。3倍に50ドルを賭けて勝った場合150ドルの払い戻しを得られるケースを想定し、試合が進行してベットしたチームが先制しオッズが2倍台に下がると同時に、キャッシュアウト可能額が70ドルと表示されたとしたら、70ドルを回収することができ20ドルのプラスになります。
これと逆のパターンで損切りのキャッシュアウトもありますが、さらにパーシャルキャッシュアウトといって、可能額の一部を回収、残りを賭けたままにすることもできます。ライブストリーミング機能が備わったブックメーカーも増えているため、キャッシュアウト機能を有効的に使いたいものです。
フリースピン
フリースピンはオンラインカジノにおいてカジノ側が提供するコインでスロットをプレイできるという特典であり、入金せずに遊べるので初心者にも嬉しいサービスと言えます。
スポーツベッティングにおいても、入金不要の初回フリーベットサービスを設けているブックメーカーは多く、出金条件にはロールオーバーやターンオーバーといったものがあるので、そちらもチェックしてください。
フェイバリット
英語の”favorite”は「お気に入り」を意味しますが、スポーツブックにおけるフェイバリットとは、最も低いオッズのつけられ、最も勝つ確率が高いとされている対象を指します。
日本語でいうところの「一番人気」と同義で、その対象が二つ以上存在する場合にはコ・フェイバリット(co-favorite)と呼ばれます。チョーク(chalk)と呼ばれることもあるフェイバリットは、高いオッズのつけられたアンダードッグ(underdog)の対義語です。
マネーライン
ブックメーカーにおける、最も王道と言える賭け方がマネーラインです。
マネーラインとは二者間の試合の結果のみを反映するもので、ベットしたチームまたは個人が試合に勝利すると配当をもらうことができます。野球やテニスをはじめとするスポーツベットに多く見受けられる賭け方で、シンプルなためブックメーカー初心者にもおすすめです。
サッカーでは勝ち負けに引き分けが加わった1X2という賭け方が主流な上に、得点が加算されやすい競技ではオーバー/アンダーを用いたより詳細にまつわる賭け方の方が人気です。
あくまでマネーラインにばかりこだわる必要はありませんが、形式上最もシンプルな賭け方であることは覚えておきましょう。
オーバー/アンダー
スポーツベットにおいて主流となる賭け方の一つで、試合のスコアなどの数値が設定値を上回る(オーバー)のか下回る(アンダー)のかを予想し、賭けるという遊び方です。
試合全体のスコアが最も主流ですが、前半だけのスコアや個人のスコアなど、対象は多岐に渡ります。試合の勝敗以外に賭けたい人はまず、このオーバー/アンダーにベットしてみるとよいでしょう。
パーレー
英語で”Parlay”と記すパーレーまたはパーレイとは、複数のベットを組み合わせ、それら全てで的中することで高い配当を得るという賭け方のことです。
アキュムレーターとほぼ同義で、一度でも負けてしまうと利益がゼロになってしまうので要注意です。
また、パーレー法は一つのベットに勝利した後で賭け金を2倍にして次のベットに臨む、という特定の賭け方のことを指す場合もあります。連敗時にベット額を2倍にする手法はマーチンゲール法と呼ばれますが、パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれることがあります。
ロールオーバー
ブックメーカーによっては入金不要のフリーベットサービスが存在し、初回登録時に入金なしでベットを楽しむことができます。
このようなベットで得られたお金を出金するのには条件がついており、これをロールオーバー条件と言います。例えばオッズ1.6倍以上の試合のみ対象、やボーナス額10倍のベット、などの条件が挙げられます。
この条件を指定日数以内にクリアするとロールオーバー条件達成となり、ボーナスを出金して現金化することが可能なのです。
ランライン
英語では”run line”を指すランラインとは、野球におけるハンディキャップのついた賭け方のことです。
サッカーにおけるアジアンハンディキャップと同じ仕組みであり、整数または小数のハンディを加味した点数が結果に反映されるものです。
試合が僅差で終了した場合、ハンディによって試合結果を覆して賭けに勝利できる、というパターンも起こり得ます。
スクラッチ
英語の”scratch”にはキャンセルという意味がありますが、賭け事におけるスクラッチとは競争者の出場取り消しを意味しています。特に海外競馬ではよく起こることで、競争馬の出走取り消しがあった場合、賭け金は戻ってきます。複雑な賭け方をした場合この限りではありませんが、スクラッチされた競争者は賭けの対象から外れる、ということになります。
スポーツブック
スポーツブックという用語は、スポーツの勝敗にベットをすることを指します。同時に、そのベットを受け付ける胴元やシステムのことも指します。
つまりスポーツブックという用語はスポーツベットと同義であり、かつブックメーカーのことも意味しています。
ターンオーバー
ロールオーバに似ている用語で、ターンオーバーというものもあります。
ターンオーバーはロールオーバー条件に入金額が加わったもので、ブックメーカーによってはフリーベットボーナスをもらうために、一定額の入金が必要な場合も少なくありません。
例えば30ドル入金すると30ドルのボーナスがもらえる場合で、出金するために10倍のターンオーバーが必要となるということは、(30ドル+30ドル)×10倍=600ドル分のプレイが必須となることを意味します。
コメント