様々なブックメーカーが登場する中で、スポーツを友人同士で楽しむためにベットする人もいれば、投資目的でベットする人もいるでしょう。勝利金を手にするのは嬉しいものですが、「ブックメーカーは勝ちすぎる・稼ぎすぎるとヤバい」という噂もあります。
なかにはアカウントが凍結されてしまうケースもあるようですが、これは勝ちすぎたことによる規制なのでしょうか。ブックメーカーを長期的に利用する上でぜひ知っておきたい噂の真相を、徹底調査しました。
ブックメーカーで勝ちすぎる・稼ぎすぎるとどうなる?
まずは、ブックメーカーで勝ちすぎてしまう・稼ぎすぎてしまうとどうなるのかと、その理由を見ていきましょう。
ブックメーカーで勝ちすぎるとベット規制?アカウント凍結?
ブックメーカーで勝ちすぎる・稼ぎすぎると、下記のような規制がかかる可能性があります。
- ベット規制
- キャッシュアウト規制
- アカウント凍結
ベット規制やキャッシュアウト規制よりもアカウント凍結の方が重い規制となっており、複数の理由が絡み合って凍結されるケースも多いです。規制の理由としては様々なものが考えられますが、全てのブックメーカーに共通する明確な基準が設けられているわけではありません。次にお伝えする、想定できる規制理由を確認して早めの対策を講じましょう。
ブックメーカーで勝ちすぎるとベット規制?理由は?
ブックメーカーで勝ちすぎる・稼ぎすぎると、ベット規制がかかることがあります。具体的には「マックスベット規制」と呼ばれるもので、ベットの上限額を減らされてしまう規制です。あまりにも大金を稼いでしまうとマックスベット規制がかかると言われていますが、その金額や具体的なルールはブックメーカーごとに違います。一般的には、下記のような行為で勝ちすぎていると、ベット規制の対象になると言われています。
- あまりにも低いオッズ(1.2以下など)にばかりベットしている
- 複数端末・複数アカウントから同時にログインしている
- 他人名義のクレジットカードでプレイしている
- 特定のスポーツのみやマイナースポーツのみにベットしている
- 数百万円単位の入出金を頻繁に行っている
- アービトラージを行っている
負けるリスクの低い超低オッズばかりに賭けて稼ぎ続けている場合には、ブックメーカー側から問題のある利用者として扱われ、ベット規制がかかることもあります。また、情報や競合者の少ないマイナースポーツはオッズが甘くつく傾向にあり、このような試合にばかり賭けて勝ち続けている場合にも、ベット規制の対象になる可能性があります。
アービトラージはベット規制になりやすい?
規制のリスクがある行為の中でも、アービトラージには要注意です。アービトラージは、ブックメーカー間のオッズの差を利用して確実に儲ける手法で、次のようなベットを指します。
二チーム間の勝敗を予想するベットで、ブックメーカーAのオッズは「チームC : 1.5、チームD: 2.8」で、ブックメーカーBのオッズは「チームC:1.3、チームD:3.5」だとします。この状況で、「ブックメーカーAでチームCに7,000円、ブックメーカーBでチームDに3,000円」を賭けました。すると、「チームCが勝つと10,500円の払い戻し・チームDが勝っても10,500円の払い戻し」となり、どちらの結果でも500円の利益が確実に出ます。
アービトラージは、ほとんどのブックメーカーで禁止されている行為であり、ベット規制になる可能性が高いです。
ブックメーカーで勝ちすぎるとアカウント凍結?理由は?
ブックメーカー利用中になんらかの規約に引っかかると、アカウント凍結されてしまうこともあります。アカウントが凍結される際に理由が公開されているわけではありませんが、勝ちすぎ・稼ぎすぎによる凍結も考えられます。すでにお伝えした、ベット規制の対象になる遊び方を続けていると、アカウント凍結の可能性もあります。
特に、動かしている金額があまりにも大きくブックメーカー側が怪しいと思った場合には、アカウント凍結に結びつくことも多いです。また、低オッズベットよりも、他人名義のクレジットカード使用やアービトラージの方が、ベット規制だけでなくアカウント凍結される可能性も高いです。これらの行為は、特に注意すべきポイントとして抑えておきましょう。
ブックメーカーで勝ちすぎ・稼ぎすぎでベット規制・アカウント凍結された時の対処法は?
ブックメーカーにおいてベット規制されたりアカウント凍結されたりする理由は、明らかではないものの様々なものが考えられます。では、実際にベット規制をかけられたり、アカウントを凍結されたりしたらどうすれば良いでしょうか。
連絡しても解除されない?賭け方の改善で対処!
ベット規制やアカウント凍結に対するブックメーカーごとの具体的な基準は、明らかにされていません。同時に、規制・凍結をされてサポートに連絡しても、解除されるとは限らないのが現状です。特に、日本語サポートに対応していないブックメーカーでは、見込みが薄いでしょう。また、サポート側から規制や凍結の連絡が来ることも基本的にありません。
そこで重要になって来る対策は、まず賭け方を見直すことです。もし「低オッズに賭け続けている」などの理由でオッズ規制がかかっている場合、賭け方を改善することで規制が解除される可能性もあります。また、焦ってサポートに暴言を吐いてしまったり、複数アカウントを作ってしまったりすると、アカウント凍結に繋がる可能性もあるので絶対にやめましょう。
勝ちすぎてもアカウント凍結されないブックメーカーもある?
これまで利用していたブックメーカーで規制を受けてしまった場合には、規制のかかりにくいブックメーカーを利用するのも一つの手です。数あるブックメーカーの中でも、ピナクルは緩いルールを敷いているブックメーカーとして知られています。ピナクルでは、他のブックメーカーで規制の対象となる下記のような行為が許されています。
- 連続した低オッズベット
- マイナースポーツへの連続したベット
- アービトラージ
アービトラージまで許可しているピナクルですが、ベット額の上限が高い点も魅力です。他社に比べて高いオッズを提供することもあり、投資目的で利用しやすいブックメーカーだと言えます。なお、ピナクルであっても、下記のような行為はアカウント凍結のリスクがあるので要注意です。
- 複数アカウントの所持
- 他人名義のクレジットカード使用
- マネーロンダリングの疑いがある利用
ブックメーカーで勝ちすぎ・稼ぎすぎでアカウント凍結・規制されないための注意点は?
アカウント凍結や規制の基準はブックメーカーによって異なりますが、どのブックメーカーでもリスクの高い行為も存在します。ブックメーカーでアカウント凍結やオッズ規制されないための注意点もチェックしましょう。
NG行為や賭け方に注意してベットする!
第一の注意点として挙げられるのは、「複数アカウントの使用」「他人名義のクレジットカード使用」などのNG行為をしないことです。オッズ規制だけでなくアカウント凍結の可能性が高いこれらの行為を避け、ブックメーカーを楽しみましょう。
また、賭け方によっては勝ちすぎることでオッズ規制されることもあるので、賭け方にも注意してください。超低オッズやマイナースポーツにばかり賭け続けると、ブックメーカー側から目をつけられる可能性も高いです。明確な基準はないものの、「偏った賭け方は規制の対象になりやすい」ことを念頭に、できるだけ多くのスポーツに賭けるなどの工夫をしましょう。
ブックメーカーで勝ちすぎると納税も必要?
ブックメーカーで勝ちすぎることのリスクは、オッズ規制やアカウント凍結だけではありません。ブックメーカーの収益が年間で50万円を超えると、税金が課せられます。これはブックメーカーの収益が一時所得に当たり、その特別控除額が50万円であるためです。
たとえトータルの収益がマイナスでも、総勝利金が50万円を超えると納税の必要があります。ブックメーカーで勝ちすぎると、規制がかかるだけでなく納税が必要になることも覚えておきましょう。
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